就活を始めると、まずは企業や業界について調べる必要があると聞くことが多いですよね。
でも、「業界が多すぎて、どこから手をつけていいか分からない」という方も少なくないはずです。
この記事では、業界研究の具体的な始め方や、それが面接にどう役立つかを詳しく解説していきます。
☑記事の信頼性(私の体験)
- インターンの選考で全敗
- 試行錯誤を繰り返す→徐々に選考を通るようになる
- 大手企業に内定
この記事を読むことで、業界研究の具体的な始め方と、それが面接でどう役に立つのかをイメージできるようになるはずです。
この記事は3分程度で読めますので、ぜひ最後まで読んで、すぐに実践してみてください!
業界研究の具体的な手順【初心者向け】
1. 業界地図をぱらぱらめくって、気になる業界をいくつかピックアップする
業界地図を見ながら、直感的に気になる業界をいくつかリストアップしましょう。
これが最初のステップです。
2. 将来性や業界特有の魅力で志望業界を絞る
次に、それぞれの業界を比較し、将来性やその業界ならではの魅力を見極めます。
自分がどんな働き方を望むのかを考えながら、志望する業界を数個に絞っていきます。
3. 志望業界内の上位企業を比較・分析する
志望業界が決まったら、その業界内でトップの企業をリストアップし、比較・分析していきます。
具体的にどこを見ればいいか分からない方もいるかもしれませんので、次に詳しく解説します。
上位企業を比較・分析する【具体的に】
企業の情報を比較する際には、次の2つの情報源を活用しましょう。
- 企業ホームページの就活生向け情報
- 企業ホームページの投資家向け情報
順番に解説していきますね。
企業ホームページの就活生向け情報
企業の公式サイトには就活生向けのページがあり、そこには企業が誇るポイントが要約されています。
例えば、食品企業であれば「A社はスナック市場のシェア1位」「B社はグミ市場のシェア1位」といった形で特徴がわかります。
ホームページでは企業についてわかりやすく魅力を解説してくれているよ!
企業ホームページの投資家向け情報
投資家向け情報には、さらに深い経営状況が記載されています。
営業利益率や売上の主力商品など、より詳細なデータが得られます。
例えば、「A社は業界1位だが営業利益率が低い」「B社は業界5位だが営業利益率が高い」といった形で、効率的な経営かどうかを比較できます。
これらの情報を活用して、企業ごとに特徴を把握しておくと、面接の際にも大いに役立ちます。
投資家向け情報までチェックしている就活生は少ないので、これを武器にしましょう!
投資家向け情報まで調べれたら完璧だよ!
合同説明会で質問する
ある程度、業界や企業について理解が深まったら、次は合同説明会に参加して疑問点を直接質問しましょう。
合同説明会は、企業の担当者と直接話せる貴重な機会です。
質問をすることで、面接官に強い印象を残すことができる可能性があります。
実際、私自身も合同説明会で質問した内容を面接官に覚えてもらえた経験があり、その結果、選考に有利になったと感じています。
事前に調べた企業情報を基に、具体的な質問を準備して臨むことがポイントです。
「なぜこの業界で働きたいのか」や「どのようなスキルが求められているか」など、あなた自身が感じた疑問をしっかり伝えてみましょう。
質問したら面接官から覚えてもらえて選考に有利になる可能性も!
業界研究はどう面接に役立つか?
業界研究をすることで、面接で得られるメリットは以下の2つです。
- 詳しく調べていたら面接官に熱意が伝わる
- 就活の軸を作るときに必須
企業への熱意が伝わる
業界や企業について深く調べておくことで、その熱意が自然と面接官に伝わります。
特に、投資家向けの情報にまで触れられると、「ここまでしっかりと調べてくれたんだ」と感心されることもあります。
例えば、業界トップの企業と比較した営業利益率の違いや、企業が目指す将来像について話すことができれば、他の応募者との差をつけるポイントになるでしょう。
就活の軸を作るために必要
面接でよく聞かれる「就活の軸」は、業界研究なしでは形成できません。
業界について理解を深めることで、自分が何を大切にしているのかや、企業に求めることが自然と整理されていきます。
これにより、面接の場で自信を持って自分の考えを伝えることができ、面接官に強い印象を与えられるのです。
詳細はこちらの記事を読んでみてください。
よくある質問と回答
よくある質問と回答をまとめました。
参考にしてみてください。
Q: 業界研究はどれくらいの時間をかけるべきですか?
業界研究にかける時間は、1週間ほどを目安に考えると良いでしょう。
1日1~2業界をリサーチし、興味のある業界から始めるのがおすすめです。
特に、最初はざっくりと全体を把握し、徐々に深掘りしていくと無理なく進められます。
さらに、就活を進めていく中で新しい業界に興味が湧いた場合、その都度業界研究を追加して調べていくと、選択肢が広がり、より充実したリサーチが可能です。
Q: 企業ホームページのどの情報を重視すればいいですか?
企業ホームページでは、就活生向けのページと投資家向け情報に注目しましょう。
就活生向けのページでは、企業のアピールポイントや求める人物像を確認するのが重要です。
これらは自己PRや志望動機を作る際に役立ちます。
一方、投資家向け情報では、企業の財務状況や将来の事業戦略に触れています。
例えば、営業利益率や事業別の売上高を見て、企業の成長性や安定性を確認しましょう。
これを面接で言及できると、企業に対しての深い理解を示すことができ、面接官の印象に残りやすくなります。
Q: どのようにして説明会の質問を準備すればよいですか?
説明会の前に企業のホームページをよく読んで、疑問に思った点をリストアップしておくと良いでしょう。
質問する内容は、企業に関する基本的な疑問でもかまいません。
たとえば、「部署ごとの仕事内容の違い」や「求める人物像について」などがよくある質問です。
また、職場の雰囲気や入社後の研修制度など、企業での具体的な働き方について質問するのも効果的です。
事前に調べた内容を基に、説明会中に質問することで、面接官に熱意をアピールできます。
Q: 業界を絞り込むポイントは何ですか?
業界を絞り込む際には、自分の興味や強みを基準にするのが大切です。
以下のポイントを考慮すると、業界選びがスムーズに進みます:
- 年収の平均:業界によって年収が大きく異なるため、自分が重視する年収水準を基準にすると絞りやすくなります。
- 将来性:成長が期待される業界を選ぶと、安定したキャリアを築ける可能性が高まります。投資家向けの情報やニュースを参考に、業界の将来展望を確認しましょう。
- 自分の専門知識:大学で学んだ内容や過去の経験が役立つ業界は、自分の強みを活かしやすいです。
参考にしてみてください。
最後に
以上になります。読んでいただきありがとうございました。
就活を成功させてやりましょう!