こんにちはyumaです。

「これから工場見学に行くけど、何か用意する事はあるかな?質問を用意しておいてくださいと言われたけど、何も思いつかない。具体的にどんな質問をするべきか具体例を教えて下さい。」
このような疑問に答えます。
☑記事の信頼性(私の体験)
- インターンの選考で全敗
- 試行錯誤を繰り返す→徐々に選考を通るようになり、大手企業内定
- 内定後のフィードバックで工場見学の立ち振舞や質問で高評価を頂けました。
この記事を読んだら、万全の準備をすることができ、大満足の工場見学になるでしょう。
記事は3分ほどで読めますので、記事を読み、今から準備してみてください。
工場見学の目的
工場見学の目的は主に「ミスマッチを防ぐ」と「自社に来る意欲があるのかの確認」の2つ。
そのため、以下のポイントを意識して工場見学を行うと良いでしょう。
- 職場環境を理解する
- 仕事の流れを把握する
- 企業文化を確認する
- 質問を通じて入社意欲をアピールする
職場環境を理解する
工場での作業環境や安全対策を観察し、実際に働く場合の雰囲気や快適さを確認しましょう。
理由は単純で自分の健康を守るためです。
せっかく頑張って入ったのに安全に対して意識が低くて



「事故が起きて怪我で働けなくなってしまった…」
みたいなのは嫌ですし、そもそもそういう環境に身を置きたくないと思いますよね。
実際に安全意識・作業環境をしっかり保っている企業は社員が働きやすくて、将来的に伸びる企業であることが多いです。
だから職場の環境が良くて、従業員を大切にする企業なのかを観察しましょう。
仕事の流れを把握する
自分がその職場でどんな業務を担当するか、実際の仕事の流れを把握しましょう。
なんでかというと



「入ってみたら自分が想像していた業務と違った」
みたいになってしまうからです。というのも新卒の退職理由の一位は「仕事内容とのミスマッチ」。
なら入る前にミスマッチがわかっていたら時間を無駄にしなくて済むんですね。
だから工場見学では仕事の業務内容をしっかりと聞きましょう。
企業文化を確認する
新卒の退職理由の第2位は「人間関係の悩み」。つまり働く上で上司や同僚とのコミュニケーションが大事。
例えば極端な話だと、内向的な人は飲み会が多い職場には向かないし、逆もしかりで外交的な人は飲み会がまったくない職場は向かないですよね。
だから実際の社員同士のコミュニケーションの様子や職場の雰囲気を見て、企業文化が自分に合うかどうかを確認しましょう。
質問を通じて入社意欲をアピールする
いつも言われることだと思うんですけど、やっぱり第一印象が大事です。



「この人と一緒に働きたいな」
と思ってもらえると今後の人間関係にブーストをかけることができますし、働き始めていいスタートを切ることができます。
積極的に質問をして、真剣に企業を理解しようとする姿勢をアピールしてみましょう。
工場見学で準備するべき質問9選


今回は仕事に関する質問を6つ、私生活に関する質問を3つ紹介します。
工場見学はミスマッチを防ぐ目的なので仕事に関する質問を詳しく説明して、私生活に関する質問はサラッと紹介します。
では見ていきましょう。
仕事に関する質問
- 直近の仕事内容や、1日の仕事の流れを教えて下さい。
- 商品に関する質問(競合他社との違い、何が評価されているのか、開発で意識していること、今後の将来性など)
- 一人前に働けるようになれるまでの期間はどれくらいですか?
- 学生のうちに身に着けておくべき能力はありますか?
- 社員同士プライベートでの交流はありますか?(様子を見て)
- 通勤方法は何がいいですか?
仕事の流れ


具体的な業務内容を知ることはミスマッチを防ぐ上で最も重要です。
何度も書きますが、入社後「想像していた業務内容と違った」となったらモチベも湧かないし、苦痛が続きます。(事実入社後のギャップが原因で辞めてしまう人が毎年出ている。)
で、実際に自分は工場見学に行くまで、正直具体的な業務内容がわからず、本当にこの企業で大丈夫なのかな?と不安でした。
でもこの質問をすることで具体的に入社後の働くイメージを持つことができ、今もギャップなく仕事ができています。
だからできるだけ業務内容の解像度を上げることを意識して質問しましょう。
- 部署ごとの役割分担はどのようになっていますか?(部署間の業務連携の仕方を知る)
- 業務の中で特に重要視している点(品質管理、安全対策など)は何ですか?(業務上の優先事項を知る)
- 新人の方はどのような仕事から始めますか?(初期の業務内容を知る)
- 作業はどの程度、手作業と機械化が分かれていますか?(自動化・将来性を知る)
商品に関する質問
競合他社との違い、何が評価されているのか、開発で意識していること、今後の将来性など、その会社の商品について気になったことを聞きましょう。
そうすることで入社意欲が高いことをアピールできます。
実際に商品について詳しく質問したところ、嬉しそうに話してくれました。例えばこんな感じ↓で質問しました。



御社の製品は~の分野が強くて~の分野は弱い(シェアが低い)と思っているんですけど、今後どのように弱い分野をカバーしようとしていますか?
というわけでたくさん商品の疑問点を用意しておきましょう。
ホームページで簡単に調べれば出てくることを聞くと、能力が低い・意欲が低いと思われる可能性大なので気をつけましょう。
一人前に働けるようになれるまでの期間はどれくらいですか?
この質問をすることで会社からみたら入社後頑張ってくれそうだなと評価してくれます。
「あなたの会社ですぐに戦力になりたい」とアピールできるからです。
また、自分がいつまでに給料に見合うだけの仕事ができるようになれることを意識するのも自分の今後のためになります。
学生のうちに身に着けておくべき能力はありますか?
この質問も社員の評価が上がる質問です。
基本的に入社したては役に立たないので少しでも業務知識を持っている人を取りたいと考えているはずだからです。
例えば「入社前に頑張ります!」と「入社後頑張ります!」だと前者の方を取りたいと思いますよね。
また、内定をもらったあとの目的は、入社後いち早く活躍できるようになることなので今何をするべきなのか明確にすることができます。
しっかりアピールしましょう。
社員同士プライベートでの交流(飲み会など)はありますか?(様子を見て)
休日とか飲み会が苦手な人は聞いてみて判断するのはありだと思います。
そうすることでミスマッチを防ぐことができるからです。
とはいえ、評価が下がってしまう可能性もあるので(おかしな話ですが…)質問が途切れた時のアイスブレイクとして質問しましょう。
通勤方法は何がいいですか?
みんなの通勤時間が重なる時間に渋滞がおきてしまい、時間を無駄にしたり、遅刻したりなどの情報を得ることができます。
実際に私はこれを聞いて車を買うことを決意しました!
「またフレックスタイムで時間をずらせば渋滞に巻き込まれない」などの話も聞けるのでおすすめです。
私生活に関する質問(アイスブレイク的な感じで)


私生活の質問は最初のつかみか質問が途切れたときに場を盛り上げる目的でしましょう。
例えば以下の3つです。
- 車は必須ですか?
- 住みやすいところはどこですか?
- 遊べるところはありますか?
そこから話を広げて盛り上げて「この人と一緒に働きたいな」と思ってもらいましょう。
NG質問例と理由
給与・昇給について
初対面で給与の詳細を聞くと、「給与だけを重視している」といった印象を与えかねません。
どうしても給与に関する質問をしたいときは内定後に行うのが適切です。
製造業務に無関係な質問
たとえば「別の部署の業務内容」や「一般的な事務作業のルール」など、見学の目的に関連しない質問は避けましょう。
質問はその企業の製造業務や職場環境など工場見学でのみ得られることを意識して用意しましょう。
また、休暇・福利厚生に関する質問も「自分は休みをバンバン取りたいです!」と言っているようなものなのでやめときましょう。
ネガティブな噂や過去の問題に関する質問
「この会社で○○な問題があったと聞きましたが、実際はどうですか?」といった質問は、会社の過去の問題に焦点を当ててしまいます。
企業の方針やビジョンに対する建設的な質問にフォーカスする方が好印象です。
会社ホームページに乗っているような質問
業界や企業について事前に調べられる内容を尋ねると、「リサーチ不足」「意欲不足」と捉えられがちです。
例えば、以下のような質問はNG。
- 「御社の主要製品は何ですか?」
→ こういった情報は公式ウェブサイトや会社案内などで確認できます。代わりに、「御社の製品開発で特に重視しているポイントは何ですか?」のように、会社の価値観や方針に関心を示す質問が効果的です。 - 「御社の創業年はいつですか?」
→ 創業年や沿革は、ホームページの「会社概要」などに記載されていることが多いです。工場見学では、実際の現場で感じたことに基づいた質問が望ましいため、「創業から今に至るまでに最も大きな成長のポイントは何ですか?」のような質問に置き換えると良いでしょう。 - 「勤務地はどこですか?」
→ 勤務地についても、採用ページや募集要項に書かれている場合が多いです。実際の見学で質問する場合は、「勤務地による業務の違いや特徴について詳しく教えてください」と具体性を持たせると、より適切です。
気をつけるべきこと(服装)
結論、服装は迷ったらスーツ一択です。理由は無難だから。
自分が工場見学に行ったときは1人を除いて全員スーツでした。で、スーツを着てなくて私服で来ていた人は目立っていました。
ペナルティとかはないんですけど、やっぱり気にする人は気にするのでこだわりが無ければスーツがいいと思います。
でも「会社から私服でもいいと言われている」という人もいると思うんですけど、結局みんなスーツを着てきます。例え周りが私服ばっか着ていても、スーツなら浮かないし、むしろきっちりとしている人なんだなーと思ってもらえます。
最後に
今回の中でいちばん大事な質問は「1日の仕事の流れを教えて下さい。」仕事のミスマッチをして、すぐに退職してしまうのは時間の無駄だから。
とはいえ、工場見学ですべてを理解できるわけがないのも事実。工場見学はめったにできないのでしっかりと楽しみましょう!
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