エントリーシートは就活成功の第一ステップ!通過するためのポイントを解説します!
エントリーシート(ES)は、就職活動において最初に企業と接する重要な書類です。
内容次第で第一印象が大きく左右され、通過すれば面接への道を切り開くことができます。
そこでこの記事では、エントリーシートを確実に通過させるためのコツや重要なポイントを具体的に解説します。
良いエントリーシートを書くことができれば、面接も通りやすくなるよ
エントリーシートは必ず添削してもらおう
エントリーシートは一度書いたら終わりではありません。
自分ひとりで完璧なものを書くのは難しいので、必ず他者に添削してもらいましょう。
誤字脱字、論理的な矛盾、内容の不備を第三者の目でチェックしてもらうことで、完成度が格段に上がります。
ポイントは以下の2つです!
ポイント
- 複数の人に見てもらう:一人では見落とすことも多いので、できるだけ多くの人に見てもらいましょう。
- 自分がやりがちなミスを学ぶ:自分がどのようなミスをしやすいか理解し、その都度修正を重ねて成長に繋げることが重要です。
誤字脱字があったら読む気が失せてしまうよ!
オリジナリティは出さない
エントリーシートは自己PRの場ではあるものの、オリジナリティを発揮しすぎるのはNG。
面接官が求めているのは、あなたの個性よりも、論理的に文章を書ける能力や分かりやすく伝える力です。
オリジナリティは面接で表現できるので、エントリーシートでは基本に忠実に、シンプルにまとめましょう。
ポイント
- 基本に忠実に:定型的なフォーマット(結論→過去の経験→経験から得たこと)に沿って、読みやすく整理された内容を書くことが大切です。
- 過度な自己主張は避ける:面接官に「この人と話してみたい」と思わせる程度の情報を提供することが重要です。
エントリーシートではあなたのオリジナリティを求めてないよ!
あなたがちゃんと文章をかけるのか、論理的に考えることができる人なのかを見ているよ!
結論ファーストで書く
エントリーシートは限られたスペースであなたの魅力を伝えなければならないため、結論を最初に書くことが重要です。
面接官は多くのエントリーシートを読むため、最初に結論が見えないと興味を失いやすくなります。
インパクトを与えるためには、冒頭に結論を明確に伝えることが必要です。
ポイント
- 最初に結論を書く:自分が何を伝えたいのかを明確に示しましょう。
- 具体例で裏付ける:結論をサポートする具体的なエピソードや実績を添えることで、信憑性が増します。
結論を先に書かないとあなたがすごい文豪でない限り読んでもらえないよ!
結論ファーストを大事にしよう!
エピソードは1つに絞る
エントリーシートに複数のエピソードを盛り込むと、どれも浅くなってしまいます。
強調したいエピソードは1つに絞り、それを深く掘り下げて書くことで、面接官に強い印象を与えましょう。
ポイント
- インパクトのあるエピソードを選ぶ:自分の強みや成果が最もよく表れているエピソードを選びましょう。
- 詳細に描写する:背景、行動、結果を具体的に描写することで、説得力が大きく向上します。
悪い例:エピソードが多すぎる場合
自己PR
私の長所はリーダーシップと協調性です。大学時代には、サークルの副代表を務めており、全員の意見をまとめるために積極的に意見交換の場を設けました。また、アルバイトでは新人の教育担当として、多くの新人スタッフに業務を教えました。さらに、ゼミではグループ研究のリーダーとしてプロジェクトを成功に導きました。これらの経験を通じて、リーダーシップと協調性を培いました。
こんなふうにエピソードを多くすると、字数制限が原因で一つ一つのエピソードで深堀りできないよ。
良い例:エピソードを1つに絞った場合
自己PR
私の長所はリーダーシップです。大学時代には、サークルの副代表を務め、メンバー全員の意見を尊重しながらも、サークルの目標達成に向けてリーダーシップを発揮しました。具体的には、年に一度の大規模イベントの準備において、各担当の進捗状況を把握し、問題が発生した際には迅速に解決策を提案しました。その結果、イベントは大成功を収め、参加者からも高評価を得ることができました。この経験を通じて、リーダーシップの重要性と実践的なスキルを身につけました。
エントリーシートのよくある失敗例と改善策
エントリーシートでよく見られる失敗を避けるために、以下の失敗例とその改善方法を参考にしてください。
失敗例1: 具体性に欠ける表現
「リーダーシップを発揮してチームをまとめました」など、漠然とした表現は読み手に印象を残しにくいです。
改善策: 「10名のメンバーを率いて、毎週のミーティングを通じてプロジェクトの進捗を確認し、目標達成までの工程をスムーズに進めることができました。」
のように、具体的な役割、人数、行動、結果を詳しく述べることで、リーダーシップの効果がわかりやすくなります。
具体的な数値を書く
×「~をすることで売上を上げた」
◎「~をすることで売上を10%上げた」
失敗例2: 企業の求める人物像とズレたアピール
企業が求めているスキルや性格と合わない内容をアピールしてしまうことは大きなミスです。
改善策: 事前に企業のホームページや採用情報をよく読み、企業が求める人物像に寄せたエピソードを選びましょう。
例えば、チームワークを重視する企業に対しては、「協調性」や「リーダーシップ」を示すエピソードが効果的です。
失敗例3: 結論が曖昧で要点がわからない
エントリーシートで結論がぼやけてしまうと、面接官に強い印象を与えることができません。
改善策: 結論は最初に明確に提示し、その後にエピソードや具体例で補強する形で書きましょう。
結論を先に示すことで、面接官にアピールしたいポイントが伝わりやすくなります。
エントリーシートに関するよくある質問
就職活動中、エントリーシートを書く際に多くの学生が抱える悩みや疑問を解決するため、よくある質問とその回答をまとめました。
Q: 「エピソードが複数あり、どれを選んだら良いかわかりません。」
複数のエピソードがある場合は、最も成果が大きかったエピソードや、企業の求める人物像に最も合致するものを選びましょう。
特に、エピソードの内容がその企業の事業内容や求めるスキルに関連している場合、それを優先的に取り上げると印象が強くなります。
いくつかの企業でエピソードを試してみて通過率が良かったものを本命の企業で使う手もあるよ!
Q: 「自己PRに自信がなく、何を書けばいいかわかりません。」
まず、自己PRに何を書けば良いか迷う場合は、以下のステップを試してみましょう。
- 長所の一覧を確認してみる
自分の強みを明確にするため、一般的な長所の一覧を見て、自分に当てはまるものをピックアップしてみてください。例えば「リーダーシップ」「協調性」「問題解決能力」など、企業が求めそうなスキルをチェックすると方向性が見えてきます。 - 短所を長所に言い換える
自分の短所を長所に変換するというのも有効な方法です。例えば、頑固さを「意思が強い」、慎重さを「ミスを防ぐ慎重な姿勢」といったように、ポジティブな言葉に置き換えてみましょう。短所を長所に変えることで、自分をより好意的にアピールできるはずです。 - 具体的なエピソードで裏付ける
選んだ長所が実際に発揮された過去の経験を基に自己PRを作成しましょう。例えば、リーダーシップをアピールしたい場合、具体的にどのような状況でチームをまとめ、どのような成果を上げたのかを詳細に説明すると説得力が増します。
長所と短所を見つけるところから始めよう!
Q: 「エントリーシートに書く内容が薄い気がします。」
内容が薄いと感じる場合は、「なぜ」「どうして」「何が」という質問を自分に投げかけてみましょう。
これに答えることで、行動の裏にある動機や考えが明確になり、エピソードがより深みのあるものに変わります。
例えば、次のように考えてみてください。
例:「商品の認知度を上げるために広告を作った」
- なぜ認知度を上げたいのか? → その商品が画期的だと思ったから。
- どうして画期的だと感じたのか? → 商品の〇〇という機能が他の商品にはない特徴だから。
- 何が具体的に画期的なのか? → その機能はユーザーの〇〇という問題を解決する。
このように自問自答を繰り返すことで、自分の行動や考え方に深みが生まれ、説得力のあるエピソードを書くことができるようになります。
まとめ
エントリーシートは、あなたの第一印象を決定づける大切な書類です。
この記事で紹介した4つのポイントを押さえて、完成度の高いエントリーシートを作成しましょう。
- 添削を受けることで、ミスを防ぐ。
- オリジナリティを抑え、論理的で分かりやすい文章を書く。
- 結論ファーストで、冒頭にインパクトを与える。
- エピソードは1つに絞り、深掘りする。
これらのコツを活かして、面接に繋がるエントリーシートを作り、就職活動を成功に導いてください。