勉強時間をたっぷりとっていたら、それと比例してテストの点数も上がると思うのが普通。
でも現実は

「授業を毎日ちゃんと聞いているんだけどなんか身についている気がしない。毎日3時間も勉強してるのにテストの結果が全然だめだな。このまま続けてもたぶん成果でないな。」
みたいな状況に陥りがちになるのが一般的。
自分も毎日学校で8時間も授業受けているのになんで成績上がらないんだ…っていつも思っていた人間なんだけど、改善を重ねて今では最小限の努力で効率的に必要な結果を出すことができるようになった。
具体的には1日30分を半年勉強するだけでTOEICスコアを500→700まで上げれたし、他にも大学の単位を一回も落とさず卒業できた。
今回は過去の自分が陥っていた「身についている気がしない原因」とその改善方法を解説してこの記事を読んでくれた人の役に立てればと思う。
身についている気がしない原因5選と効果的な改善方法

身についている気がしないだいたいの原因は以下の通り。
- 自分の能力を見誤っている
- シンプルに効率が悪い
- 得意なことばかりやる
- 現状把握ができていない
- 基礎知識の理解度が70%で発展にすすんでいる
このリストを見て、「分かってるよ」とか「他の人と同じこと言っているな」とか思うかもしれない(ていうか自分はそうだった)。
でも本気で成績を上げたいと思っているなら復習するつもりでもいいから一回読んでみて、自分ができているのか自問自答してみてほしい。この知識は必ず役に立つ。
自分の能力を見誤っている
多くの人間は楽観的で「自分ならこれくらいは達成できるだろう」とか「絶対に東京大学に行く」とか自分の能力をわかってない状態で思ったりしがち。(ちなみに東大を目標にしてたのは俺のはなし)
で、当然なかなか目標にたどり着けないし、自分の成長がめちゃくちゃ遅く感じる。
結果的に勉強のモチベが無くなってしまい、効率も悪くなって身についてないなって思ってしまう。
でも「目標は高い方がいいってよく言われない?」と思うかもしれないんだけど、自分はおすすめしない。なぜなら達成できなかった時にコンプレックスになるリスクがでかいから。
大学に入ったら「もっと上の大学志望だったけどこの大学に来た」みたいなことを言う人によく出会う。
だから自分の能力を過信せず(高い目標とかも立てず)にいかに自分の能力の限界値に近づけるかだけを考えるべき。
コツ:小さな成功体験を積み重ねる
「今日はこの単元を理解できた」など、達成感を味わえる小さな目標を設定することで、進歩を実感しやすくなる。
シンプルに効率が悪い
これはそのまんまの意味。これは俺の話だけど、自分では効率効率って言っておきながら効率の悪いことを平気でやってた。
例えば東大生の独特な勉強法とかを思いつきで取り入れてみたり、授業は効率が悪いから内職していたりなど。
効率が悪いからたくさん時間をかけても全然結果に結びつかなかったんだ。
じゃあ、どんな勉強法がいいの?となると思うんだけど、一番おすすめなのは1時間ごとに同じ内容を復習するってことを5回くらい繰り返す勉強法(忘却曲線を意識した勉強)。
例えば授業聞いた後すぐに授業内容を復習する(サラーっとで可)。で、また隙間時間にサラーっと復習するっていうのを繰り返す。
そしたらいつの間にか定着してる。
今、勉強が身につかないと思っている人は効率が悪い可能性があるから見直してみてほしい。
得意なことばかりやる
当然のことだけれど得意なことばかりやっても伸びる点数はほんのわずかなんだ。
だって得意ってことはその分野の問題はほとんど解けるから。
本当にやるべきなのは苦手の分野で、改善すれば大きく点数を伸ばすことができる。だから知識が身についたなーって実感することができる。
でも苦手な分野をやりたくない、やっても伸びないって思うかもしれない。それはその通りだと思うけれども、身についたって思う瞬間は苦手を克服したときに来るものなんだ。
できることをやっても今の自分に変化はなくて、できないこと苦手なことをできるようになった時に成長できるから苦手なところを重点的に勉強すべき。
現状把握ができていない
さっき書いたことと被ることなんだけど、自分はどこができてどこが理解できていないのかを正確に把握できてない人が大半だと思う。
そうなるとできる問題を何回も解いてしまっていたり、何回も同じところで躓いてしまって、身についていないと思うようになってくる。
具体的に何をすればいいかというと「どの問題を間違えたのか」を記録するだけ。例えば間違えた問題の横に×を書いたり。
現状を把握することは社会人になっても重要なことだから今のうちにできるようになっておこう。
基礎知識の理解度が70%で発展にすすんでいる
勉強ができる人とできない人を観察してわかったことなんだけど、勉強できる人は基礎知識を100%わかった上で発展の問題に進んでいる。
例えば物理のニュートンって単位の説明を求められたとき、自分だったら「重さとか重力とかの単位」だとかふわっとした回答になる。
でも勉強ができる人は「1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力」って正確に答えることができる。
でもそんなの覚えなくたって問題が解ければよくない?と思うと思うんだけど、実際に勉強できる人は基礎を大切にしているしそれを続けて結果を出し続けているから必要なんだと思う。
基礎はおろそかにされがちだけどしっかりするべき。
「身についている気がしない」は現状に満足していない証拠

ここまで結構ズバズバと耳の痛い話をしてきたと思うんだけど、「身についている気がしない」は現状に満足していない証拠であなたが向上心という長所をもっているということ。
スマホとかテレビとかの誘惑に負けてレベル1のまま人生を終えていく人が大半のこの世界ですごい力を持っていると思う。
だから日々の改善を意識して取り組んでいけばレベルがどんどんと上がっていって絶対に自分の限界値までたどり着けると思う。
自分もまだまだ未熟で発展途上。一緒にレベル上げ頑張っていこう!
最後に
今回は勉強で身についている気がしない原因とその対策について紹介した。
まとめるとこんな感じ↓
- 自分の能力を見誤っている→高い目標を捨てて自分の成長に集中
- シンプルに効率が悪い→復習を高速周回
- 得意なことばかりやる→苦手も逃げずにやる
- 現状把握ができていない→できないところを把握
- 基礎知識の理解度が70%で発展にすすんでいる→基礎を100%理解
あなたが良い未来をつかむことを祈ってる。
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